朝、テントはすごい結露。昨夜はかなり冷えたようだ。それでもゴアテックスのシェラフカバーには少しも結露していない。結論:良い物は良い。などと一人ほくそ笑んだりしながら起きる。あとはもう帰るだけである。早々に撤収したらば上陸の地、小松島を目指す。フェリー埠頭に付くと次の便は一時間後との事、最後にフェリーターミナルの建物で土産を物色したり、これを最後と又うどんを食ったり、(^Q^)おっ、これが噂に聞いた 和三盆 って奴かためしに買うたろ。(^-^)あと藍染めも何か記念に欲しいけど何にするかなぁ、おっ(@_@)) この風呂敷格好良え。(^-^) で荷物を積みにバイクに戻ると係の人が「そろそろバイク積もうか」との事。
トラブルトラブル(@_@)
「今連れ呼んで来ます。」・・・「おぉい積み込むって、」で、一番最初に乗り込んでバイク固定するのを見て振り返ると、、、何でアイツ等来ないんだ? 取り敢えず歩いて乗船口まで行って話掛けようとすると後ろから係の人が「あれ、あんたの連れ?」「えっ、そうですけど」「車入れちゃうとあんたもう降りられなくなるけどそれで良い?」(@_@)「えっ???」「彼鍵が無いんだって。」振り返ると一人は体中叩いてるし、もう一人は上着のポケット全部ひっくり返してる。(-_-;) 「無えのかよ?」「無えんだよ。」するとまた係の人が、「もう時間も無いから車積みたいんだけど兄ちゃんどうする?降りる?」究極の選択やがなぁ(;_;) あっ、「バイクって後ろにも積めますか?」「んっ、ああ」「じゃあ先に車積んじゃって下さい。その間鍵探して見ます。」「じゃあ車入れちゃうよ。」えらいこっちゃ、えらいこっちゃ、よいよいよいよい♪って場合じゃ無い。一緒に歩いたとこ、覗き込んだ土産物屋にうどんやを走り回って事情を話して這うようにして棚の下とか覗き込んで見るが無い。連れ達の所に戻って「他にどっか行った所は?」「とにかく走って来たんだからこの辺にに有る筈だ、」でも見つからない、「スペアキーは?」「荷物の一番底。」「もうそれしか無えよ。」でなんとか乗船。ハァー (~o~;) 焦ったぁ。フェリーの中ではやっぱり寝るのであった。
ただただひたすら、
和歌山に上陸すると間もなくお昼、「昼飯どうしよっかぁ?」「俺さっきうどん食った」「俺も」「じゃあもう少し走ってからにすっか」で東へ。すっかり頭から消えてた仕事の事とか浮かんで来たりして気分はブルー。(-_-;)
今度のお昼はは生姜焼き。(^Q^)
もう殆んど条件反射だけでバイクを走らせてると真中を走ってる連れがホーンを鳴らして右ウインカーを出してる、先頭も気が付いたようだ。 (この時私は最後尾) あれっ、ここって、そう最初の日にお昼を食べた食堂の定食屋FUKUFUKU じゃないですか。(^Q^) 「あれっ何日か前に来たよね?」と御主人。(^-^) ちょっとお喋りして最後にコーヒーただで入れて貰った。(^Q^)
ちょっと寄り道、北へ
同じ場所でお昼とは言っても今日中に小田原まで帰れるとは誰も思っていない。連れの提案で今夜のお宿は奈良の室生寺のそばの民宿室生に決まる。
道を北にそれて山を越えて行く。寒い、寒いぞぉ。(-_-;) あれ、室生ってもっと紅葉が奇麗だったと思ったけどなぁ?後で民宿で聞いたら少し前に雨が降って色が出損なってるそうな。 ムゥー (-.-)
民宿 室生11/16(土)猿saruサルさるぅー
実はこの民宿、連れの馴染みの宿でこの連れほぼ毎年この時期に来てる。おばあちゃんも覚えてて「兄ちゃんよう来たねぇ。」から始まって、一番良い部屋(仏間)に入れてもらう。あっ、火鉢がある。(^-^) 「今炭もって来るから」とオカミサン。あったかぁい。(^-^) 炭の匂が良い。(^-^)晩飯も美味しい。(^Q^) 熱燗の日本酒が体をあっためる。(^Q^) 他のお客も馴染みの人が多いようだ。
朝起きて朝食を頂く。本当なら早起きして朝食前に室生寺を回って来たんだが寝こけてたのは私。誰にも文句は言えません。(-_-;) 荷作りして少しづつバイクに運ぼうとしてると、宿の犬がすごい勢いで吠えてる。他のお客さんなんかカメラ構えてお隣の屋根の上を、ンンッ? アッ! 猿。見ると近くの畑を荒してきたばかりかカボチャを食べてる。暫く見ていたが、こちらの視線が気になるのかそれとも犬が嫌なのか逃げて行ってしまった。
壊れ行く刀(;o;) その4(ioi)
室生を後にし、鳥羽のフェリー埠頭を目指す。途中今度は後輪の辺りから異音がしてきた、なんじゃあ。(?_?) 止まって見るがどこか良く解らん。ごそごそしてると後ろを走ってた連れが「どうした?チェンカバーか?」「えっ?」見ると確かにチェンカバーが外れ掛けてる。二つのネジの内片方が外れて落ちてる。この間洗車すんのに外した後に増し絞めを忘れてたんだろうか?取り敢えずこのままなのもまずいんで思い切ってチェンカバーを外してしまう。なんとかなるだろう。
岩下、志摩へ
フェリー埠頭の入口で一旦受付してからチケットを買うのだが、この時先頭だった私は係の人に「 400二台とナナハン以上が一台」と言ったにも係わらず受付表には 400三台と書いてある。チケット売場へ向かいつつ ZX-10の連れにそのことを話すと「ラッキー!」だって(^-^) チケットを買ってついでにテコネ寿司弁当とお茶を買ってバイクに戻ると、何と車は全部積み込みが終ってるじゃないですか、(@o@) 急いでバイクも乗船してやっと一息。ふと見ると伊勢志摩の観光用ポスターが目に付く。キャッチコピーは「岩下、志摩へ」ポスターの写真は真っ赤なドレスを着て、薔薇までくわえて、フラメンコみたいなポーズを決めてる岩下しまが。
(-_-) (@_@) (@o@) (^o^) (^O^)
大笑い。今回のツーリングの中でも一番笑ったかもしれない。
風が強い
フェリーは今までで一番揺れたかも知れない。(伊勢湾フェリーの中でね)伊良湖岬に付くととっとと R1 を目指すが風が強くてペースが上がらない。なんとか R1 にたどり付くが時間は 14:00を過ぎている。早朝なら3時間もあれば小田原だが時間が悪い、一体何時に帰り付けるのか検討も付かない。密談の結果意識してないだけで疲れも有るだろうからと言うことで高速で帰る事にしてしまった。ブルジョアブルジョア(^o^)で17:05には大井松田のI.C.に無事着く事ができました。
エピローグ その一
寮に戻る前に行きつけのバイク屋さんに寄る。壊れたホーンのパーツ代を確認するためだったが、壊れたのはホーンをぶら下げてるステーがホーンの振動に負けたのか途中で折れていたんだがパーツリストではホーンまで込みのアッシでしかない。しょうがないどっかでアフターマーケットのアッシかアッシ込みのホーンを買って来よう。
エピローグ その二これでおしまいです。おつきあい頂きありがとうございました。m(__)m
やっと寮に帰って来て試しにメールを確認すると一週間で600件(@o@) 殆んど某ML ばっか。(^-^) 少し読んで見ると近くの箱根で今夜キャンプをやってるメンバーがいるとの事。車でちょっと覗きに行って見て暫くダベッて帰って来るともう 22:00を過ぎている。そして心地よく眠りに着きました。